社団法人青森県建築士会青森支部青年委員会では、地域貢献活動としてロードネームの募集や子供たちによるゴミアート展など様々な事業を行ってきました。
 2004年は、建築工事の時にどうしても出てしまう建築廃材やその他、いろんなモノにタイルを貼ったアート作品を親子でつくって、青森市国際芸術センターで9月25日〜29日の期間、格子のアーケードにおいて作品展(夜間ライトアップ)をしました。
 この作業を通じて日頃、目に触れてもあまり気にしないような建築の材料、素材を見て、触って感じることで、皆さんの建築への興味や住環境に対する意識が少しでも高めてもらうことができたと思います。
 9月25日(土)国際芸術センター青森にて、地域実践活動「タイル・アートをつくろう!」が開催されました。参加者30組の募集のところへ、50組以上の申込があり、枠を若干広げ41組まで受付ましたが、それ以降は泣く泣くお断りさせていただきました。
 当日は天候にも恵まれ、温かい日差しの中、41組の親子(103名)が集まり、にぎやかに始まりました。
 最初は、貼り付けるタイルを細かく砕く「タイル割りの儀式」です。
 ブルーシートにつつんだ100角タイルを金づちで細かく割っていきます。子供たちは順番に金づちを振り上げ、最後は、一斉にブルーシートの上で踏みつけ砕きました。さて、これで貼る材料が揃いました。
 工房へ移動し、午前中はウォーミングアップとして、なべ敷き、写真立て、小鳥の巣など用意してある小物の中から好きなものを選び、タイルを貼ってもらいました。
砕いたタイルの他にも、モザイクタイルや、原色のタイルなどを使って、それぞれ好きな模様に貼り上げていきました。
タイルの接着剤が固まったら、目地入れです。目地の色も、黄色・緑・青など色々用意されました。
砕いた小口が見え、イマイチだなーというものも、目地を入れた途端、素晴らしい作品に変身!左官業組合の職人さん達の手さばきに歓声があがります。
ひと通り、小物の作品が完成したところで、お昼休みです。水の広場へ移動し、お弁当&豚汁をいただきました。午前中の疲れも何のその、池の中にヤゴを発見、捕まえようとするのは男の子達。
そのすぐそばでは、白い小石を使って人物を描いているアーティストの方がいて、子供達も興味津々の様子でした。もしかしたら、お邪魔になっていたかもしれません、ごめんなさい!
 
いよいよ午後はアート作品作りです。各グループには、便器(モチロン新品です)・スチールキャビネット、ドア・石膏ボードなどの建築素材が置かれました。
さてこれらをどう仕上げるか、子供達の計り知れない才能が発揮される瞬間です!
スチールキャビネットを土台にした作品はとても完成度も高く、制作したご本人が「ぜひ欲しい」とのことで展示終了後お譲りしました。その他の作品についても同様のお申し出が数件ありました。
完成したアート作品は、四季のアーケードにおいて、9月28日まで展示され、無事終了しました。
最後になりますが、材料の提供や作業のご指導をいただきました左官業組合の皆様には、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。